三島鞄製作所|島根県大田市の自宅工房にてレザーアイテムを作っています。


実店舗で委託販売する


フリーマーケットや手作り市で売るのその後です。

続いてのテーマは、「実店舗で委託販売する」です。

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フリーマーケットは気軽に参加できますし、接客の楽しさや厳しさを学べるのでとてもいいのですが。
参加費がかさんでしまったり、商品単価の相場が低かったりで、なかなか「儲け」にはつながりません。
※アートイベントならばまた話は変わってきますが…。

また、オリジナルの、クラフト作品…。
レザークラフトですと、販売価格が大きいものも出てきますし、少しマニアックな分野でもあります。
たくさんの人に披露したいと思っても、見たいと思ってくれる人が限られてくる作品でもあります。
「自分の作品で喜んでくれる!」と思う人を探すのであれば、そういうお客様がいらっしゃるであろうお店に絞って、作品を置いてもらえるように交渉することができるといいですね。

知人の方が経営されているお店があれば、その方に相談するのもいいでしょう。
それから、ハンドメイド製品の受託販売をメインにしている実店舗もあります、そちらに条件等お伺いするのもいいでしょう。
いずれにせよ、フリーマーケットや手作り市と違い、継続的にお店に自分の作品を置いておくことができるようになります。

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実店舗では、「レンタルボックス」タイプがよく見られます。これは、カラーボックスくらいの大きさ(30〜50cm四方)のスペースを借りて販売する方法です。
お店により、月額使用料や販売手数料がかかったり、販売個数の制限があったりします。
またお店の雰囲気や他の作家とのジャンルがかぶりすぎないように審査があったり、試験期間があったりすることもあります。
他にも、スペースの大小を問わないタイプもありますし、スペースの大小によって金額が変わることもあります。

ここで、実店舗での委託販売をするにあたっての注意
商品を受託してくださるお店の方もビジネスですから、その点は厳しいことをお忘れなく!
友人・知人であればそうとも限りませんが、お店の方はもちろん非営利で受託しているわけではありません。
いい加減な対応をする人や、いい加減な作品を作る人とは取引をしません。
これはいつでも当たり前ではあるのですが、ハンドメイド作品を売る時には、自分の商品に対して自信を持てるように、作品一つ一つ丁寧に、そして心を込めて作りましょう。
もし、クレームなどがきたときには誠意をもって対応しましょう。

原則的に、受託店の条件は絶対です、自分勝手にそのルールを変えたり、利己的に自己解釈してはいけません。そのルールが守れないようであれば、取引をしない方が良いです。
営利色が強くなりますが、それは生業にしていくためには当然です、自分のエゴだけで売るものを判断するのではなく、受託店の方と一緒に売り上げを上げていく努力をしていきましょう。

私自身、実店舗に商品を委託販売していただいていますし、逆に受託して販売することもあります。
お金を払ってもらって、作った作品を買ってもらう、ということ。その大変さ・喜び…。

続いて…
委託販売する側の気持ちは言わんともがなですので割愛し、受託して販売する側の気持ちを書かせていただきます。
お店側も大変な販売努力をしています。そもそも、お店を運営するのに莫大に資金がかかりますから…(~_~;)
お店に置いてあるものが売れる方が、品揃え・回転が良くイメージが良いですし、自らの儲けにつながるのですから、販売努力をしないわけがないのです。
「納品しても、なかなか商品が売れない」と作家さんが悩まれることはよくあります。その場合は、積極的に商品の見直し、価格の見直しなど、ご自身での研究もできることがあればしていただきたいと思います。前のページでも書きましたが、自分が作りたいものと、売れるものは必ずしも同じとは限りませんよ…。そのお店の立地・客層にもよりますし。

ちなみに、私が受託店側として活動していたときに、お一人だけですが、「お店の営業努力が足りない」とおっしゃった作家さんがいらっしゃいます^_^;
※ちなみに、私のお店は売れたときだけ販売手数料をいただき、卸価格は作家さんに自由に決めていただくというスタイルでした。作家さんに出展を強制することももちろんありません。月額使用料等を取らないことで、できるだけ作家さんのご負担を減らしたかったのですが、その結果こちらの負担が大きいために確かに大きな宣伝等に力を入れられません。それをOKしてくださる方と取引をしていました。
しかし、その方とは取引をしていなかった方だったのですが、何をしたかったのやら。。。気に入らないのならば、そういう方は、取引しなければいいわけですし、お店側もお取引いたしません(笑)

自分の作品に自信をもつことは非常に良いことです。
そして、お店側も「売る」ために、対策を考え実行しておられます、それはお店側だけの懸案事項ではないのですから、委託する側も一緒に考えていきましょう。
その上での提案や相談ならば、お店側も聞く耳はあるはずです。※この時点で、お店が聞く耳がなければ、その取引を見直しましょう。

なんだか怖い話をしてしまいましたが…
要するに、世間はそんなに甘くなく、物を売るのは難しいということです。
いつでも勉強です。
頑張りましょう(*^^)v


↑ディスプレイ用品… 受託店が用意してくださる場合も多いですが、レンタルボックスなどだと自分でもある程度用意した方がいいと思います。
飾るように展示するとイメージアップにつながります♪

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