三島鞄製作所|島根県大田市の自宅工房にてレザーアイテムを作っています。


実店舗をOPENする


WEBショップを作るのその後です。

いやいやまだそこまでは…と思いつつも、夢をみてしまうのが「実店舗OPEN」^m^

夢のようではありますが、実店舗経営について勉強していると、ネットショップや委託販売にも学びが活きてきます。
実店舗だから売れるもの、ネットショップだから売れるもの、…それぞれ違いがあったりします。
勉強しておくのはムダではありません。

そういう私は、実店舗運営経験アリです。
3か月ほどなのですが、いっぱい勉強しましたよ(笑)
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まず、実店舗をOPENするのにかかる資金について…。
おうちショップ以外の形では、お店のための費用が必要です。
その費用は、その後の集客や売上に関わってくる立地・面積によって変わります。
お店を借りる場合、初期費用として「敷金」「礼金」「保証金」「仲介手数料」等と、毎月の費用として「家賃」「共益費」「付加設備使用料(電気代とか水道代とか…)」がかかります。
さて、いくらになるでしょう…(-_-;)

上の費用は絶対かかるわけです。それにプラス、内装にかかる費用が加わります。椅子とか机とか棚とかです。工事とかしちゃうかもしれませんね。
内装に関しては、「居抜き」というのもあります。これは、前の借主さんやオーナーさんの内装や店内設備がそのままあって、それも借りることができることです。これだと内装費が安くすみますし、短期間で開業までいけます(内装準備中も家賃はかかります!)。
ただし、居抜き物件とは「商売が上手くいかなかった店」であった可能性もあります。どこかに欠点があるのかもしれませんから注意しないといけません(T_T)

また、商品を仕入れて売る場合、仕入にかかる費用というのもかかります。
新規開業なので、卸業者は信用取引(仕入代金後払)はまずしないと思います。信用取引ができるようになるまでの仕入資金が要ります。

それから、当面の人件費と生活費が要ります。
お店が軌道に乗るまでには時間がかかります。開業から数カ月は赤字が続くこともあります。赤字容認期間を設定しておいて、その間の従業員の人件費や家族の生活費を確保しておかなければなりません。

はい。
「ざっと1000万円」
…とは、言い過ぎかもしれませんが、それくらいかかっても全く不思議ではないのです(汗)。
実店舗を構える、ということは相当本気でやっていかないとできないということです。
怖いですね〜……。

…という怖い話ばかりではありません。
ネットショップと実店舗では他にも違いがあります。
大きな違いのひとつは、お客様1人あたりの購買単価です。
ネットショップは実店舗と違って、商品を手にとって見ることができません。そのため、高額な商品はなかなか売れません。
もちろん、非常に珍しい商品を扱っているとか、またはネットショップが良くできていて思わず買いたくなってしまう、といった場合は、高額な商品が売れたりもしますけれど、実際に商品を手に取る事ができないネットショップでは、お客様はどうしても不安があって高額な商品はなかなか売れないのです。※2回目以降のリピート購買であれば、1回目の購買で実績を積んでいますから、お客様も安心して高額商品を購入してくれることもあります。
一方、実店舗であれば、「実際に手にとった」上で購入決定をしますから、1万円以上の商品でも、問題ありません。

また、実店舗に比べて、インターネットではページを訪問するのが非常に簡単です。
従って、アクセスが増えても、ちっとも購買に結びつかないということは良くあるケースです。
ネットショップでは、200人の訪問者のうち1人しか買ってくれないとしても、実店舗では10人に1人が商品を買ってくれるかもしれません。

ネットショップの例
「ネットショップ:客単価 3000円、購買率0.5%(200人に1人が購入)、1日のアクセス数 50人」だと、売上は4日に3000円、月商にして「2万円ちょっと」というのが多くのネットショップの現実なのです。 ※宣伝によって、アクセス数は変わります。売れてるショップはこの「宣伝力」が違ったりします。

実店舗の例
「実店舗:客単価10000円、購買率10%(10人に1人が購入)、1日の来店者10人」だと、売上は1日に10000円、月商にして「30万円」となります。
ちなみに、その30万円から、毎月の費用や人件費や生活費を捻出する、ということです。

ハイリスク・ハイリターンですが、一度くらいやってみるのも「人生」かもしれません。
しかし決して無理のないように……。

ひとまずは小さなお店「おうちショップ」からでいいかもしれません。
でも夢をもちながら…(*^^)v
↓『小さな雑貨屋さんのつくり方~自宅でも、webでも、小さくてもできるのです~』(手紙社)新品価格1575円


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↑三島の過去の実店舗… ミニカフェも併設していました。

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※カフェの併設は、お客様の来店数アップにはつながっていましたが、業務が煩雑・過多になったり、コストも上がったり…。カフェ目的にいらっしゃるお客様は雑貨には目もくれなかったり…。
いろいろ考えものです…(笑)


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